犬と幸せに暮らすには?を問い続けるブログ

朝早く愛犬に起こされていませんか?

朝早く愛犬に起こされていませんか?

2025年12月07日 12:35

「朝早く犬に起こされていませんか?」

皆さんこんにちは。
ペット業界歴30年、
トリマーで
ドッグトレーナーの
原口です。

今回は、朝早く
吠えて起こされる
お悩みについて
お話しします。


うちの保育園では
入園前に
カウンセリングを
行うのですが、
朝に吠えて
起こされるという
相談はとても
多いんです。


そのままでも
問題ない場合も
ありますが、
後々よくない
行動につながる
ことがあります。


犬は元々
眠りが浅く、
人よりも長く
休む時間が
必要です。

健康な若い成犬なら
活動時間は
平均7時間ほど。
残り17時間は
睡眠かリラックス状態が
必要とされます。

もし刺激が少なく
退屈な7時間を
過ごしてしまうと、
17時間の
休息時間にも
影響し、
眠れなくなります。


活動と発散が
足りていることが
まず大前提です。

その上で予定より早く
起こされて
しまう場合の
対処法について
お話しします。


(1)朝日で
目が覚めるタイプ
→ケージやクレートに
タオルをかけ
暗くする。

(2)外の物音で
起きてしまう
→ケージの位置を
玄関や通路から
離し、刺激の
少ない場所へ移動。

(3)寝るときフリーの子
→刺激を
受けやすいので
クレートで
寝る練習をしていく。

(4)子犬の場合
→トイレの問題が
多いため、
時間と体の成長が
解決することも
多いです。

それでも吠えが続くなら
“無視”が必要。
反応して起きると
「吠えれば起きる」
と学習します。

また、起きてすぐ
犬のお世話を
しないことも大切。
「起きたら
すぐ構ってもらえる」
が習慣になると
吠えが増えます。

環境設定や
細かな対処は
一人で悩まず
プロのドッグトレーナーに
相談してください。

次回は、
「人が食事中に吠える」
その対処法をお話しします。