犬と幸せに暮らすには?を問い続けるブログ

犬が咬んだときに最初に確認すべきこととは?

犬が咬んだときに最初に確認すべきこととは?

2026年02月26日 17:13

皆さんこんにちは。

ペット業界歴30年、

数千頭を見てきたからわかる

「犬のしつけ」について

お話をしていきます。

 今回は、犬が噛んだときに

「まず確認するべきこと」

というお話です。


しつけの課題を解決したい場合に、

一番最初にクリアにしておくべきなのが

「体調」になります。

 体調に問題がないか、ということです。

犬はしゃべれないので

「ここが痛い」とか

「気分悪いよ」って

言えないんですよね。


痛いところを触られそうになったとき、

「やめてほしい!」という反射で、

突然ガブッと

噛む行動が出ることがあります。 

あるいは、今現在は痛くなくても

「前に痛かったこと」があって、

「また痛いかも!」と

身構えて噛んでしまう。

いわゆるトラウマってやつですね。


体調が悪くて

イライラしている場合も一緒です。

 なんとなくずっと機嫌が悪いときに、

放っておいてほしいのに何かされる。

それが嫌で「やめて!」という

意思表示として噛んでくる場合もあります。


あとは皮膚病ですね。

アトピー性皮膚炎などで

ずっと痒みが続いていると、

夜ぐっすり眠れていないことがあるんです。

 私も昔、消毒のしすぎで両腕が

ケロイドみたいになったことが

あってわかるのですが、

痒いのって本当に

我慢ができないんですよね。

 寝ながらでも掻いてしまうくらいだと

眠りが浅くなって、

日中も疲れやすかったり、

イライラしやすかったりします。

なので、皮膚病の対策をしてあげることも

立派なしつけの一環なんです。


年をとってきたシニア犬の場合は、

五感の感度が若い頃より落ちていきます。

 今まで見えていたもの、

聞こえていたものがわからなくなるので、

怖くて噛んでしまう。 

「老害犬」なんて

言われてしまうこともありますが、

噛む行動は

体と心の健康に深く関わっています。


特に「今まで平気だったのに、

急に噛むようになった」という時は、

まず病院で異常がないかを確認して、

問題をクリアにしましょう。


加齢の場合は治すことはできないので、

アプローチを変えていきます。

 例えば、爪切りを嫌がるなら、

無理に切るんじゃなくて

「ヤスリを毎日かけて伸びないようにする」

のも一つの手です。


お顔のカットを嫌がる

おじいちゃん・おばあちゃんワンコなら、

可愛さよりも「利便性と負担の軽さ」を

メインに考えます。 

うちのサロンでは、

介護用のクッションに乗せて体を支えたり、

トリマー二人がかりで

素早く終わらせたりします。


 もちろん、飼い主さんに説明して

理解してもらった上で行いますし、

飼い主さんに保定をお願いすることもあります。

その方がワンちゃんも

安心できる場合が多いですからね。


なので、ワンちゃんが噛んだときには、

まず第一に「体調は大丈夫かな?」と疑って、

病院で見てもらってから、

色々な対処を考えていただきたいなと思います。


次回は、噛むほど嫌になってしまった

「トラウマ」をどうやって改善していくのか、

というお話をしたいと思います。