犬と幸せに暮らすには?を問い続けるブログ

犬は咬むものって決めつけてないですか?

犬は咬むものって決めつけてないですか?

2026年01月16日 18:31

皆さんこんにちは。
犬語の通訳30年、
ベテラントリマーで
ドッグトレーナーの
原口です。

今回から
「噛む」という行動について、
シリーズで
お話ししていきます。


犬に限らず、
肉食動物は
噛むイメージが
強いですよね。

ズートピア1の感じです

人間も同じで、
関西人は面白い、
外国人は運動神経がいい、
そんな全体的なイメージが
あります。

でも、みんなが
そうではありません。


うちの保育園では、
相性は見つつ、
なるべく
人が介入せず、
犬同士で
学ぶ時間を
大切にしています。

匂いを嗅ぐ。
しつこかったら怒る。
怒られたら引く。

そのやりとりの中で、
距離感や
ソーシャルディスタンスを
自然に覚えます。

見守る、
言い方を変えれば
放っておく。


それでも犬は、
同じ空間で
落ち着いて
過ごせるように
なります。

同年代なら
ずっと遊ぶことも
ありますが、
疲れすぎないよう
部屋を分けることも
ありますが

遊んで満足したら、
自然と休むようになります。

その落ち着いた状態を見た方は
「喧嘩しないんだね」
と言われることが
あります。

犬は喧嘩するもの、
噛むもの、
そんなイメージが
強いのだと感じます。


以前、ドッグセラピーで
病院や施設を
回っていました。

ですが、「噛まれたら困る」
という理由で、
お断りされた
経験があります。

とても
もったいないと
思いました。

でもイメージがそうなら、
仕方ないとも感じました。

ならば、
ドッグトレーナーが
いれば安心してもらえる。

それが私が
トレーニングを
学び始めた
きっかけです。


犬は昔、人の近くで
外敵を知らせ、
食べ物を
分けてもらいながら
共存してきました。

その後、
警察犬、
軍用犬、
猟犬など、
役割が増えました。

噛む行動は、
目的ごとに強化され、
きちんと
トレーニングされています。

だから、
やたらに噛むわけでは
ありません。


もともと
肉食動物なので、
噛む本能は
あります。

でも今は、
狩りを
する機会が
ありません。

その代わりに、
噛む、
引きちぎる、
砕く、
そぎ取る。

それを模した遊びが、
大きな発散に
なります。


発散できるだけで、
問題行動が
減ることも
あります。

噛む行動は、
犬にとって
最終手段。

決して最初から
選ぶ行動では
ありません。

この続きは次回、
「噛む=最終手段」
について
お話しします。